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フリーランスに身近なお金のトラブル「報酬未払い」の対策と対処法を解説!

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今回のテーマは、フリーランスにとって身近なお金のトラブル、「報酬の未払い」について。

社員やアルバイトとして働いていると、給料の未払いなんてことは滅多にありませんから、ニュースで見るような遠い話に感じてしまうかもしれません。

しかし残念なことに、フリーランスにとって「報酬の未払い」はかなり身近な問題。フリーランス収入だけに頼るようになってまだ1年ほどの私ですら、すでに3度も経験があるのですから。

「報酬の未払い」のパターン

「報酬の未払い」が起こった場合こちらから催促することになるのですが、それに対する反応は、だいたい以下の4つに分かれます。

①うっかり忘れられていて、催促さえすればすぐに振り込まれる

②催促して「振り込みます」と言われたのに、結局何ヶ月も延滞される

③何らかの理由により「支払うことができない」と言われる(資金不足など)

④催促しようにも連絡がつかない

①と②は私自身も経験がありますし、④だって残念ながら珍しい話ではありません。生活のためにお金が必要ですから、このようなことが起こると本当に困りますよね。

報酬の未払い対策としてできること

そんな「報酬の未払い」を回避するために、受注者であるフリーランス側が、事前に対策できることをご説明していきましょう。ただし、以下の工程をすべて踏んだからといって、絶対に報酬の未払いが起こらないとは限りません。あくまで可能性を低めることができる手段だと思ってください。

契約書を作成しておく

フリーランスとして仕事を受注する際は、契約書を交わさずに、口頭やメール、チャットツール上で、簡単にお金の話まで決定してしまうことも多いのですが、万が一の場合を考えるとこれはリスクが伴います。

「そんな契約は知らない」と返されてしまえば。契約の存在を証明するのが難しいですし、法律上も契約書のような正式な書類がないと、裁判などで戦う際に不利になるのです。

やりとりの記録は保管しておく

契約書を交わしていない場合は、クライアントとのメールやチャットの記録をきちんと保存しておきましょう。電話で契約内容が決定した場合は、その通話記録を残しておくようにしてください。

信用できるクライアントか確認しておく

そもそも契約の前に、クライアント企業の会社情報をしっかり調べておくのも大事です。媒体・サービス名だけで契約の話を持ちかけられることもあるため、その際は運営会社を自分で調べてチェックしましょう。会社が実在するかどうかはもちろん、過去にトラブルを起こしていれば、ネット上にそうした口コミが載っていることもありますよ。

「報酬の未払い」が起こったら

最後に、「報酬の未払い」が起こった場合の、具体的な対処法を解説します。万が一の際は参考にしてみてくださいね。

メールや電話で催促する

催促するのは決して恥ずかしいことではありません。金額の大小に関わらず、必ず発注者に問い合わせましょう。

ただし、報酬は納品の「翌々月払い」という契約もよくあるので、もし翌月に振込みがなかった場合、催促する前に自分で契約内容を確認し直すという工程を挟んでもいいでしょう。契約時にそのような内容で合意をしていた可能性も、もしかしたらあるかもしれません。

経理担当者に問い合わせづらければ、その会社で一番相談しやすい人を通して、催促してもらうという手もありますよ。悪意がないであろうとわかっていて、相手との関係になるべく波風を立てたくなければ、「私の間違いだったら申し訳ありませんが、ご確認をお願いします」と、あえて下手に出るポーズを取ると、いくぶん気が楽になるかもしれません。

内容証明を送る

内容証明は、未払いの給与や報酬を回収するときに使われる手段の一つ。裁判の際に使える請求内容の記録でもあるので、最終通告として相手にプレッシャーを与えることができるんです。

インターネット上で「電子内容証明サービス」を利用する方法と、郵便局の窓口で出す方法とがあり、文書作成に必要な文字数や形式といった情報は、郵便局のHPなどから得ることができますよ。

少額訴訟

訴訟となると弁護士が必要になるので、金銭的・時間的負担から諦めてしまうこともあるでしょう。ただ、60万円以下の金銭の支払いを求めるときに限っては、弁護士のいらない「少額訴訟」という簡易的な裁判制度を使うことができます。事前に証拠書類を提出するなど準備の必要がありますから、契約書等の証明がない場合や手続きに時間を割きたくない場合は難しいかもしれませんが、検討してみてはいかがでしょう。

フリーランスは入金確認までが自分の仕事

フリーランスとして個人で事業を回す以上、「制作物を納品したら終わり」というわけではないので注意してください。報酬の未払いがあれば毅然とした態度で回収することも、業務のうちなのです。当然に行使できる権利ということを意識しておいてください。

オルカ

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小笠原出身の島っ子ライター。フラダンスとジャズピアノが趣味の、新卒フリーランスです。

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