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定番だけど憧れ♡の”ピクニックデート”を妄想してみた。

ピクニックデート
妄想

この時期ならではのデートといえば”ピクニック”

5月は外で何をするにも気温がちょうどよく、春になりたての頃に比べたら風も心地よい季節。

それに加えて、お花もいろんな種類ものが咲き始める頃で、雰囲気全部がなんだか気持ちをウキウキさせてくれます。

そんな季節にぴったりのデートといえば、”ピクニックデート”♡お花を見て、お弁当を食べて、バトミントンをして……と、定番だけどやっぱり憧れるデート内容!

今回はそんな、爽やかピクニックデートの妄想をお届け♡

いつものようにかっこいい彼と、いつものようにドキドキする私

午前11時ちょっと過ぎ。5分ほど前に待ち合わせの駅の改札口についていた私の元に、彼がやって着た。白Tシャツの上に薄めの赤チェック柄シャツを羽織り、下はジーパンという普通のコーデ。だけど周りの男の人よりかっこよく見えるのは、長身で着こなしが上手なせいか、もしくは私が好きな彼だからそう見えてしまうだけなのかは、もうわからないくらいに好きな彼だ。

「おはよう。」
「おはよう。荷物持つよ。」
「あ、これはいいよ。そっちもバトミントンのラケット持ってるし。」
「いいから。」

そう言って彼は、私が持っていたお弁当が入ったクーラーバックを持ってくれる。多めに作ってしまったから、バックは少し重い。それは私のこのピクニックに対する楽しみ度を表しているようで、それが彼に伝わってしまうのが恥ずかしいと思ったが、そんな心配をよそにバックをひょいと持ち上げて、彼は公園の方へ歩き始めた。

歩きながら彼は荷物を片側だけに持ち直し、空いた手で私の手をとる。手なんか数え切れないほど繋いでいるのに、今日もドキドキしている鼓自分の鼓動を感じながら、彼と一緒に公園へと歩いた。

チューリップの持つ不思議な力

この公園は、季節ごとにいろんな花が咲く。今はチューリップが見頃で、一面に咲いていた。彼と一緒にチューリップ畑の中を歩く。なんだか幼稚園児になって、散歩に来たような気分になり、彼と繋いだ手を大げさに振ってみる。

「手、振りすぎ。」
「なんかこうしたい気分になったんだもん。」

手を振って見たくなったり、ちょっと子供っぽい口調になったり、そしてただ歩いているだけなのに、なんだか笑みがこぼれてしまう。チューリップはきっと、人を純粋な子供の頃に戻してくれる花なのかなと思った。そしてそんな私を見る彼の微笑んだ顔も、普段よりちょっとだけ幼く見えた。

チューリップをバックに写真を撮る。写真に写るのは苦手な彼だから一緒に撮ることは少ないけれど、こういう時はなんだかんだ撮ってくれる。笑顔になりきれていない彼と、赤や黄色のチューリップはちょっとマッチしていなかったけれど、それが愛おしく感じられた。

 

食材選びから始まる緊張と彼とお弁当。

 

ピクニックのメインといえば、お弁当だ。そして彼女にとっては、彼の胃袋をつかめるかどうかという大事な局面でもある。

あまり彼に手料理を食べてもらったことはないので、材料を買う段階から緊張していた。

メニューはサンドイッチ、卵焼きに唐揚げ、彩りにトマトやブロッコリーなど、定番中の定番。張り切りすぎて量が多くなってしまうほどに、どうやら浮かれていたらしい。

「お、うまそーじゃん!!」
「でも作りすぎちゃった。無理しなくていいからね。」
「こんな量、余裕だよ。」

そう言ってまずは卵焼きに手を伸ばす彼。最初はメインのサンドイッチにいくかと思ったので、料理の良し悪しが出やすい卵焼きで、審査をされるような気になってしまう。

彼は単純に自分から一番近いものをとっただけ、感想を固唾を飲んで待つ。

「んん!美味しい!」
「ほんと!?よかったー!」

そう言って肩を下ろす私に

「あー、でもうちの母親には負けるわ。」

という彼。

「そ、そんなの勝てるわけないじゃん!」

と、返す私に

「うそうそ。比べるわけないじゃん。あんまり緊張してるから面白くなってさ。」

と笑いながらなだめるようにポン、と私の頭の上に手を置く。こんな何気ないやり取りも、暖かい日差しの中のせいか、いつもより大切に感じられる。

私ももちろん食べたけれど、結局彼は最初の宣言通り残さず食べてくれた。

「ほんと美味しかったよ。これからはもっと手料理食べたい。」

と、片付けの最中にぼそりと言ってくれた。

「うん!」

と、嬉しさを隠しきれない返事をする私。心の中で静かに、料理の特訓をしようと決心した。

カップルだけど、本気のバトミントン

しばらく寝転んだりしてお腹休みをした後、彼が持って来てくれたバトミントンをすることにした。彼から飛んできたシャトルを、中高ずっとバトミントンをしていた私は、思わず強めに返してしまった。こういうのはかわいく外して『失敗しちゃった。』っていうのが、彼女として正解なのだと気付いた。

彼は私がバトミントンをしていたのを知っているが、それでもやっぱり本気めの返しにちょっと驚いて

「本気すぎだよ。」

と笑う。

力を緩めないと、と慌てる私に、

「それじゃ俺ももっと本気出すから、そのままこい!」

と言って、私がそのままプレーすることに抵抗を無くしてくれる彼。そうして私たちは、ほのぼのとラリーをする周りのカップルとはかけ離れた、割と本気の打ち合いをした。

「いやー、ほんと強すぎ!いい感じに疲れたよ。」
「私も久しぶりにこんなにやったよ。」
「それじゃ、そろそろ帰ろうか。」
「そうだね。」

真逆の気持ちを抱える帰り道、揃った声の先。

バトミントンを思う存分楽しんだ私たちは、そろそろ帰ることにして、公園の出口にあった売店で、ソフトクリームを1つ買って分け合う。お財布をしまう彼に変わって、私がソフトクリームを受け取る。手に持ったソフトクリームの完璧な形に、早く食べたいという気持ちがこみ上げて来たので、私が先にスプーンですくって口の中に入れた。ひんやりとした冷たさとミルクの優しい甘さが、程よく疲れた体に染み込んでいく。そんな感覚に浸っていると、

「俺も食べたいんだけど。」

と彼に言われた。

「あ、ごめん!どうぞ。」

とソフトクリームを差し出したけれど、手を出さない。

「俺今両手ふさがってるから、食べられないんだけど。」

とニコニコしながら彼がそう言った。確かに両手にお弁当とか荷物を持っているけど、片方の手にまとめることができなくもない。

けれど彼の言わんとすることはさすがに分かる。周りの目が気になるけれど彼の期待に答えることにしよう。

スプーンでソフトクリームをそっとすくい、彼の口に運ぶ。

「うまっ!」

言ったと同時に子供のような笑顔。それを見れば、さっきまでの恥ずかしさはどこかに行ってしまい、結局最後まで彼には私が食べさせることに。

駅までの道を歩きながら、私は今日のピクニックの思い出をひとつひとつ振り返っていた。楽しさでいっぱいなはずなのに、終わってしまった寂しさがだんだんと大きくなっていく。今は二人ともなんとなく黙って歩いているけれど、彼も同じように、楽しさと寂しさを抱えているのだろうか。

そんな気持ちでふと出た一言が、彼と重なった。

『また来ようね。』
『また来ような。』

一緒にいれればいいけれど、”ピクニックデート”はちょっと特別

いつものお出かけデートとは、ちょっと違う”ピクニックデート”。いつもよりドキドキして、自分の気持ちにも敏感になる気がします。

景色がカラフルで、気温もちょうどいいピクニックに最適な季節は、まさに今!

この時期を逃すと来年になってしまうので、今すぐピクニックの予定を立てて♡

かなこ

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ファッション誌もマンガも、モード系もかわいい系も、和食もスイーツもなんでも好きなレインボーガール。バイブルは”ゴシップ・ガール"。“女の子の心にトキメキを届...

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