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【めくばせと、一杯。】あなたは生きているだけで美しい

めくばせと、一杯。
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先日、幼馴染と新宿でお酒を飲んだ夜に、彼女がこぼした言葉を忘れられない。

「周りの友人たちはみな、‘‘誰もが知っている会社に入りたい’’と言う。たとえ内定が取れても、有名企業でなければ陰で蹴落とし合う」

話を聞いて、何が彼らをそうさせているのだろう、と回らない頭で考えた。

「やりたいことは特にないけど、とりあえず」で入った大学では、ただ延々と繰り返される日々を消耗するだけで、就職の二文字を目の前にしてはじめて自分を鏡で見る。

そんなふうに、なんとなく生きてきた何者でもないわたしたちは、有名企業の名を背負うことで「何者か」になれたような気持ちになる、のだろうか。

 

近年、SNSの普及によって人の価値が可視化されるようになった。

実際のところ、人の価値は「いいね」の数やフォロワーの数とは無関係なのだけれど、自分を認めてくれる人や応援してくれる人の数が目に見える、というのは存外心地が良いものだ。

ただ、そういった他者評価に身をゆだねていると、いつか大きな壁にぶつかる。

たとえば就活。お祈りメールが届くたびに、自分の存在価値がないような気がしてくる。「うちの企業とは合わないね」を「うちの企業には要らないね」と解釈する。有名企業から内定をもらった人の笑顔を見て、「どうしてあの人が」と思ってしまう。

自分の幸せのためではなく他人からの評価を軸に生きていると、自己肯定感は容易に下がり、さらに他者評価に依存するループにハマるのではないだろうか。

 

そんな人に伝えたい。

あなたは、たとえTwitterの投稿に「いいね」をもらえなくても、誰もが知っている会社の肩書きがなくても、大きな成功を収めなくても、ただ生きているだけで美しい。

あなただけではなくて、あなたを大切に想う家族や友人も、電車で隣に立っているキャリアウーマンも、授業でうたたねしている大学生も、わたしも同じだ。

呼吸をし、ものを食べ、隣人を愛す。そんなふうに生きているだけで、わたしたちは美しいのだと思う。

 

どんな道を選ぼうが、「自分以外の何者か」になるのは不可能。

だからこそ、あなたが他者からの評価に左右されず、心から望む生き方をできますように、自分の幸せを追求できますようにと、心の底から願っている。

めくばせ

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東京でゆるゆると生きながら、ことばと生きている21歳。揺れるものとピアス、視線が好き。人生のテーマは‘‘愛’’。

プロフィール

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